ついにデビュー!ジーニアス柿谷
類稀なスター性を帯びたジーニアス柿谷もついにウルグアイ戦で【A代表】デビューとなりました。
結果は2-4と完敗で柿谷にも得点は生まれず、残念でしたがまずまずのプレーだったんじゃないでしょうか。
試合の方もまぁ、4点取られても5点取ればいいわけで、エース香川があと3点取ってれば勝っていたはずです。DF陣からも今日は喝が入ったことでしょう。
しかし、ジーニアス柿谷のデビュー戦は試合前も彼のためだけの舞台かのような
特集。
試合中もT◯S実況の柿谷、柿谷のごり押し
本当にちょっと触っただけで
『どうですか柿谷のいまのプレー!?』
(ワンタッチで落としただけじゃねーか。何を聞きたいんだ。)
岡崎が作った惜しいシーンも
『いまのは柿谷かー!?柿谷だー!!』
(岡崎だよ!)
『いやー惜しかったですねいまの柿谷!』
解説の金田さん小倉さんも見かねて
『今のは岡崎ですね』
と冷静に訂正される始末。
岡崎がどんだけ頑張っても柿谷何人いるんだよってくらい柿谷押しで
いまにも柿谷から柿谷にナイスパス通っちゃうんじゃないかって錯覚を起こす実況でした。
岡崎がいいプレーしてるのに印象に残らない実況は本当に岡崎が可哀想でした。
でも、柿谷のそのスター性と存在感は日本のフットボーラーの中では本当に群を抜いて居ます。
アンダーカテゴリーで世界で活躍、セレッソのクラブ史上最年少の16歳でプロ契約と早くからその才能を評価されながら挫折し、そして復活。
漫画のようなそのストーリー性はそれだけで彼を応援したくなっちゃうものです。
しかも、復活する時期、状況が最高で完璧
- ブラジルW杯1年前でメンバーの見直し期間
- 絶対的な代表のCFが空席
- 元々2列目のアタッカーがブラジル人らしい発想のクルピにCFとして使われ続けたことで得点能力が開花
- 23歳と若い
まさに彼もまた持って生まれた人間だと言わざるを得ないでしょう。
多くのサッカー関係者を持ってして、
『いまお金を払ってでも見たい数少ない選手』
と言わしめるスター性とその実力
そしてゼロ円移籍してでも個人のステップアップを目指す選手も少なくない中、公言し、実践しているクラブ愛もまた彼の魅力です。
こういう選手がたくさん出てくるとJリーグを応援しているサポーターにも愛され、記憶に残り、歴史を築き、この国のサッカー自体が素晴らしいものになると思います。
是非このまま怪我なく駆け上がっていって欲しいものです。
次戦も期待してます。